小泉総裁の最初の自民党総裁選挙の公約で印象的だったのは「自民党をぶっ壊す」「8月15日に靖國神社に参拝に行く」とうことだった。 後者の靖國神社へは毎年、参拝に行かれているのが、8月15日には一度もいかれていないので、公約を果たしたことにはならないと思う。 しかし、前者の「自民党をぶっ壊す」とう約束は、「古い体質の自民党をぶっ壊し、新しい改革を進める自民党に生まれ変わること」と私なりに理解をすれば今回の解散総選挙を実施することで小泉総裁の公約は実現しそうである。 私は、郵政民営化に反対し自民党から離れた古い体質の議員に同情する気は全くないが、今回、無所属で戦う議員の中には、郵政民営化以外の政策では、本来の保守としての主張を貫かれてきた議員もいらっしゃるので、その方々がどのような選挙になるのかは心配である。 また、自民党からも次々と公認候補が発表されているが、郵政民営化には賛成ということは理解できるが、その他の政策についての考え方が見えないところに、少し不安を感じるのは私だけだろうか。 改革の本丸といわれる郵政民営化を、地方切捨てとならないように改革することはとても大切なことである。 しかし、それと同じように国家の将来にとって大切な、憲法改正や教育基本法改正への取組みも大切である。 自民党公認候補にはそのような政策についても真の保守主義を主張し積極的な取り組みをされる方であることを期待する。 |