心配していた台風が球磨人吉を襲った。 風も強かったが、球磨川、川辺川が予想以上に増水した。 昨年に続き人吉市、球磨郡の一部では避難勧告が出された。 人吉市も災害対策本部を設置し、消防署、警察、自衛隊、消防団と連携しながら対応され、特に避難所での対応は女性職員、男性職員との役割分担もしっかりしており安心できる対応であった。 球磨川沿いには激しい雨と風の中、ずぶ濡れになりながら消防団が懸命にポンプアップの作業に当たっている。すばやい対応に頭が下がる。 避難されている高齢者の方から「知事にも川ば見に来てもらわんばんですなぁ~、見てもらわんば、この球磨川の恐ろしさはわからんですよ。」とても重い言葉だった。 県は国に対してはダムによる治水対策について説明責任が足りていないと言うが、最近は県が考える球磨川流域の治水対策は全く説明されなくなった。 |