日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
何が日中友好か?政府与党はKY!
2008年5月2日 (金) 07:24
午前7時。パソコンの電源を入れる。
朝のココアを飲みながらキーボードを叩く。
今月6日から11日まで福田総理が、胡錦濤・中国国家主席を我が国に招き、日中首脳会談や
日中平和友好締結30周年記念式典、天皇・皇后両陛下に謁見(えっけん)、早稲田大学での講演、池田大作創価学会名誉会長との会談、横浜中華街、奈良の法隆寺、唐招提寺への訪問も行う予定だそうだ。
なぜ、この時期に?と正直首を傾げたくなるのは私だけではないだろう。
少なくとも、毒入り餃子事件で被害にあわれた方々、あるいは被害に会いそうにあった方々、サーカーの試合で反日感情を露にした中国人の光景を目にされた方々、チベットの騒乱に対する中国の人権を無視した対応に憤りを感じている方々、全世界に広がる異常な聖火リレーの状況、北京オリンピックの開催に対する様々な不安を持っている方々は、私とほぼ同じ感覚を持たれているのではないか。
私は、この時期に、日中友好をたたえることなどあり得ないと思うのだが、日本政府や与党首脳は違うようだ。
もしも、与党首脳が、日中首脳会談や首脳同士がピンポンをやって、微笑ましく日中友好を演出することによって内閣支持率が上昇すると思っているようであれば、それは政権の末期症状だと言わざるを得ない。
もし、福田総理が胡錦濤・中国国家主席に対して、毅然とした態度で中国の姿勢を正す発言をし、胡錦濤が怒って帰るような事態になれば、全世界から評価されることになるだろう。
まぁ、あり得ないとは思うが・・・