日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

消防団組織の重要性を認識

2008年5月15日 (木) 07:48

午前7時半。パソコンのキーボードを叩く。
昨日、息子に「かかじられた!」顔の傷が痛い鏡を見るとしっかり跡も残っている
決して女性に「かかじられた」訳ではないことを訴えておく(笑)

さて、気を取り直して、アジアでは大変な災害が起こっている。
中国四川省の大震災、ミャンマーのサイクロンと大きな被害が出ているようだ。
まずは、被害に哀れ尊い命をなくされた方々に、そして今も直、被害に遭われている方々に心からお見舞いを申し上げます。

私は新聞やテレビでしか情報を収集していないが、映像からは、ミャンマーにも中国にも地域の消防団らしい組織はないように感じた。
地域住民が協力して救助、救出にあたる映像を目にすることはなかった。

そこで、思い出したのが、数年前、兵庫県で開かれた全国県議会議員野球大会のことだった。
あの大会は、震災から10年、全国からの支援で見事に復興した街を見てもらおうと企画されたものだったと思う。
野球はもちろん、熊本県が優勝を果たしたわけだが、その合間に、阪神淡路大震災記念・人と未来防災センターを見学させて頂いた。

その時に一番重要だと感じたのが、地域の消防団組織だった。
自衛隊や消防署も大切だが、やはり一番重要なのは日頃、地域住民とコミュニケーションがとれ、地域のことがよく分かる消防団であると感じた。
どこに誰が住んでいる。例えば、一人暮らしかどうか、年齢はどれくらいか等、きめ細かい情報を把握しているのも消防団である。

私は消防団は無事に?卒業したものの、常に消防団の応援は心掛けている。
しかし、その消防団も団員が減少し、理想とする活動ができないような状況が出てきているとも聞く。
色々な原因が考えられるだろうが、団員確保や消防団のあり方、みんなで知恵を出す時期に来ているのではないだろうか。