日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
教育基本法改正が日本再生の出発に
2008年5月19日 (月) 22:48
午後10時半。会合から帰宅してパソコンの電源入れる。
寝る前に少しだけ伝えたいことがある。
中学校の新学習指導要領(12年度完全実施)の解説書に竹島を「我が国の固有の領土」と明記する方針を文部科学省は固めたとの記事を拝見。
何を今さら当たり前のことを!と思う方もいるかもしれないが、ようやくここまで来たか!と言うのが私の実感。
数年前から教科書問題には大きな関心を寄せてきた。
議会でも何度も質問を行い、それ以外にも関係各機関にも私の考え方を述べてきた。
色々と言いたいことはあるが、このブログは不特定多数の方が見ているので、できるだけ穏やかな表現に努めたい。
そこで、一言で言うと「教育委員会というところはよく分からない」という感想を持ってきた。
しかし、教育基本法が全面改正され、教育の目的に「わが国と郷土を愛する態度を養う」ことが盛り込まれた。
このことが、今回の学習指導要領の見直し、我が国の固有の領土をしっかりと日本の教科書に記述をするにいたったのだと思う。
教育委員会の方々と議論をしていても常に「基本法改正で何か変わるの?」という冷めた印象を受けてきた。
しかし、私は、基本法が変われば、必ず、学習指導要領が変わり、それに合わせて教科書も必ず変わる。そして何より子ども達が大きく変わるという信念のもとに教科書改善運動及び、教育基本法改正運動に携わってきた。
ようやくここまで来た。
このことは間違いなく、安倍前首相の大きな功績だと思う。
後世の方々には恐らく大きな評価を頂くことだろう。
しかし、まだまだ、国には近隣諸国条項の撤廃や様々に取組んでほしい課題はある。
そのことも注目しつつも、まずは、熊本県が教育基本法改正に合致した、日本の「さきがけ」となる「教育県くまもと」になるように活動していきたい。