日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
本音と建前?道州制の議論
2008年6月2日 (月) 15:41
午後3時40分。自宅でパソコンを立ち上げる。
先週のレポートを少ししてみたい。
まず、29日の「やるときにはやる九州男児」で紹介したように、自民党所属の九州青年議員有志との研修会について。
私が自民党県連の青年部長をやっていた時、同時期にそれぞれの県の青年局長、青年部長が自主的にネットワークを形成し研修会をはじめた。
なぜ、このようなことになったのかというと、当時の全国青年部長、青年局長会議では結構活発な議論が展開されていた。
特に、九州は沖縄、鹿児島、宮崎、佐賀、熊本など、当時の武〇幹事長、中〇幹事長などに、随分、意見を申し上げてきた。
「地方の実状が党本部はわかっていない!」「保守政党としてそれでいいのか!」などなど、結構激しいやり取りがあったことを思い出す。
特に、総裁選挙の際には九州から総裁選挙のあり方や党改革についての提案まで提出させていただいた。
そんなこともあって、その当時のメンバーは、それぞれの役職を離れた後も、なんとかこのネットワークを大切にして、自分達の県ばかりではなく、「九州は一つ」という観点から行動を共にしていくことを確認し、今回の研修会の開催につながったのである。
と言う訳で、みんなの共通の話題である「道州制について」勉強してみた。
講師に前道州制推進本部事務局次長の松浪健太衆議院議員、内閣参事官の杉本達治氏、その他、道州制推進本部事務局次長の4人の衆議院議員の方々に同席していただいた。
まあ、色々な議論をさせて頂いたが、要するに「道州制は近い将来は必要だけれども、今、進んでいる議論で果たしてよいのか」といったこと共通の認識だったように思う。
私は、まず、国がどう考えるのか?といった観点からだけ、この問題を考えていたような気がするが、これからは道州制でどんなことがしたいのか?
九州としてどうするのか?どんなことができるのか?
また、どんなことをしたいのか?
という観点からも考えてみることが必要ではないかと今回の研修を通して感じた。