日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

大型店の立地に関するガイドライン

2008年6月23日 (月) 09:16

午前9時15分。県議会棟でパソコンを立ち上げる。
先日の「大型店の立地に関するガイドラインについて」の質問について整理しておくことにする。
自民党政調会の経済部会のことについては何度か報告した。
私が部会長を務める経済部会でこの問題について3回部会を開いてきた。
その中で、ガイドラインの運用状況や課題等の整理、商工団体等との意見交換を行いながら、最終的に「見直しに関する要望書」を取りまとめてきた。

その主な内容は、特定大型店の基準面積を5千m2へ引き下げ、さらに地域貢献を求めていくこと。
基準面積を引き下げることで新たに対象となる地場の中小企業者への配慮の必要性。
市町村にも県の基準面積以下の地域にあったガイドラインの策定等を促すことや商工団体にも一定の役割をになってもらう必要性等だ。

蒲島知事もマニフェストの中に、5千m2への引き下げは明記してあったので、我々が議論してきたことを踏まえ、知事の考え方について質問した。

答弁は「5千m2への引き下げと、市町村、商工団体の役割など、必要とされる見直しを、さらに関係者からの意見を頂き、できるだけ早い時期にマニフェストの実現を図りたい」と言うことだった。
今回の質問を通して、部会で議論してきたことが形になったことで、部会に出席して頂いた議員の方々、商工団体の方々への責任も果たせたのではないかと思っている。

今後は経済部会は「商工会・商工会議所のあり方について」議論を始めることにしているが、次も様々な角度から議論を深め、しっかりとまとめて行きたいと思う。