日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
何が総裁選の前倒しだ(怒)
2009年7月5日 (日) 20:43
自民党の中川秀直元幹事長は5日午前、テレビ朝日番組で、麻生太郎首相の退陣を念頭に党総裁選の前倒しを求める声が党内にあることについて「(衆院)選挙に勝てない状況であれば、首相が判断すべきだ。名誉ある決断はいつもあると思っている」と述べ、首相が自発的に決断する必要があるとの認識を示した。
中川氏は今月12日投開票の東京都議選で与党が敗北した場合、前倒し論が強まるとの見方に関し「いろいろな声が出てくるだろうし、私も申し上げるつもりだ」とし、自らも前倒しを求める考えを強調。前倒し論を唱える中堅・若手に対し「日本を愛し、党を憂えて言っているのは間違いない」と理解を示した。
自身の総裁選出馬については「政治家になったのなら、みな先発完封投手を目指すと思う」と意欲を示した。
午後8時43分。これはネットで見た記事だ。
率直に、幹事長までやった方がこの時期にこんな発言するとは正直あきれる。
総裁選挙の投票権は自民党員にしかないことをお分かりなのか?
我々、地方は必死に景気対策に向けて、まさに「政局より景気対策」の気概で様々な課題に取組んでいる最中に、国民世論ばかりを気にして、軽々しく発言する様は、誠に情けない。
そんなに今の総裁が気に入らないのであれば、とっとと党を出て行ってもらいたいものだ。
色々な意見があっても、みんなで決めた総裁である以上、最後までみんなで支えるのが筋である。
選挙に勝てそうでないから党の顔を代える?
私には理解できない。
最後に、「先発完封(完投)?投手」は周りの目を気にしてパフォーマンスに走る選手には務まらない。
誰も見ていないところで必死に努力して、誰からも、「あの選手のためなら」と信頼される選手でないと務まらない。
目指すのは誰でも自由だが、今のような言動を繰り返している選手が仮にマウンドに上っても、私は後ろで守る気も支える気もない。