日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
金をもらっても・・・
2010年2月14日 (日) 19:00
午後7時。
ちょっと思いつたことを書いておく。
野球をこよなく愛する私は例年、この時期は3月下旬からはじまるシーズンを前に
基礎体力強化に取り組む。
年を取るにつけ、年々、早めに取り組まなければ体ができないのである
自分でしっかり走りこんで足腰を作る。
自分でしっかり投げ込んで肩を作る。
自分でしっかりと素振りや打ち込んで打撃の基本を作る。
つまり自分自身が汗をかき努力しなければ、野球ができるスタートラインにつけない。
年齢を重ねると、それがなければシーズンを通して試合に出場する体力さえできない。
そこでふと考えた。
民主党が進める子ども手当や農家の戸別所得補償制度は
日本人の足腰を強くする政策なのだろうか?
個人に金を配るわけだから、グローブやバット、ユニフォームを買い替える程度のお金になりはしないか?
つまり自分自身の足腰を鍛えることにつながるのか?私には疑問である。
野球に例えると、公がやることは、ランニングをする環境整備や
野球をするために必要な筋力トレーニングをする施設を整えることではないか?
つまり、自分自身でやる気がある人に応える環境整備をやるべきではないか?
足腰が強化できていない人、肩ができていない人、バッティングフォームができていない人
に、どれだけ良いユニフォーム、グローブやバットを与えても
それを使いこなすこともできないし、当然、結果も出ないはずだ。
子ども手当や農家の戸別所得補償制度はどんな効果があるのか?
日本人の足腰を強化する政策なのか?
つまり世間で戦うだけの体制がとれる政策なのか?
未だに私にはよくわからない。
もちろん、ユニフォームやグローブ、バットを買い替えるお金をもらうことを喜ぶ人も多いと思う。
しかし、お金をもらったからといって野球がうまくなる保証はない。
つまり、子ども手当が子どものために本当になるのか?
農家への戸別所得補償制度が農家の足腰強化につながるのか?
甚だ疑問である。
これ以上考えても結論が出ないのでこの辺でやめよう。
心配なのは、40歳を迎える今年、かつてないほどに走りこみが不足し、練習不足な私の体力だ。
体力作りに特効薬はない!
気づいた時からコツコツとやり始めるしかない!
仮にここで金銭的な支援があっても体はできない。
自分自身でやるしかない。
どこまでやれるか?挑戦してみたい。