日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
ダム問題 by 松岡
2010年3月25日 (木) 10:36
おはようございます。
インターン生の松岡です。
昨日で、2月から続いていた県議会が閉会しました。委員会で審議されたことの報告がいろいろとありましたが、一番印象に残ったのは荒瀬ダムについての審議でした。
昨日は、議会の傍聴に旧坂本村の方々もたくさん来られていました。
議会が始まる前に、私達に今までダムに苦しめられてきたのだと話し、今日はきっと歴史的な瞬間になるのよ、と語っておられました。
今まで、ダム問題は私自身には関係のないことだと思い、どれだけそこに住む人々が辛い思いをされてきたのか、知ろうともしていなかった自分を恥ずかしく思いました。
そして、同じ熊本県民として、知っていなくてはならない問題だ、と思いました。
地元住民や球磨川漁業の方々の、県に対する不信感などもあり、今まで長いこと足踏み状態だった荒瀬ダム問題ですが、水利権申請を取下げダム撤去に向け準備をすべきとする審議結果が出て、夕方には知事も水利権申請を取下げると決断をされたことで、県と住民が少し歩み寄れたのではないかと思います。
これから、県と住民が一丸となり、お互いに信頼しあってダム撤去に向かっていければいいと思いました。