日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

危機意識を持って

2020年4月18日 (土) 07:34

おはようございます。

4月16日までのPCR検査は174名、全てが陰性だったとの報告を受けています。全て陰性と言っても検査によって完全にウイルスを見つけることは難しいようで、検査の感度は60%〜70%とも言われております。加えて、熊本市の検査では濃厚接触者が陽性との報道もあります。全く油断できません。

そこで私から県に医療法人朝日野会の系列病院である球磨病院に対して、具体的にどのような指導を行っているのかを聞いてみました。県では検査結果が陰性になった人を含む、全ての職員の4月23日までの厳密な健康管理を行うこと。軽微な症状であっても仕事を休ませること。なぜ、4月23日までかというと最終接触から2週間が4月23日になるからということでした。

また、濃厚接触者として、PCR検査対象となった職員について、4月4日以降、症状があった人、接触の程度が高かった人については、原則4月23日まで自宅待機が望ましい。との指導を行っているそうです。なぜ、4月4日以降なのかというと、症状が確認されたのが4月6日なので、それに2日間猶予を持たせて4月4日と決定しているとのことでした。

球磨病院に勤務する人のご家族や関係者、入院患者のご家族は、念のため自宅待機されている方も多いと聞いています。特に医療機関、福祉施設などでは緊張感を持って自宅待機などの対応を取られていると聞いています。

私にも「陰性は喜ばしいことだが、あくまで要注意であり、2週間は極力外出をせずに、経過を見てほしい」「数日〜2週間の潜伏期間を考えれば、注意してほしい」「県・市共に危機感を持って対応してほしい」との声を多数いただいております。そうようなことを考えれば、県の指導は当然のことだと思います。

まだ、クラスターの可能性が完全に消えた訳ではありません。収束が確認された訳でもありません。私も危機意識を持って県に対応を求めていきます。

医療法人朝日野会の系列病院である球磨病院も現在、再開に向けて県の指導に基づき様々な対策を考え、実行されていることと推察いたします。早く再開を待ち望む方々のためにも、球磨病院に関係する方々のためにも、是非とも地域に寄り添った対応をお願いしたいところです。尚、現在、球磨病院は4月11日の深夜から救急、一般外来、新規入院の受け入れ、退院も停止している状態です。

今、大切なことは密集、密閉、密接の三密を避け、手洗い、うがいをこまめに行い、極力外出を控え、人との接触を8割に抑える、遠くへの外出はしない。皆んなで心掛けましょう。

PS 人との接触を8割に抑えた結果、チエンソーと斧と触れ合う機会が増えました。