日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
直接、医療機関に行かない、必ず保健所に相談
2020年4月20日 (月) 06:46
おはようございます。
今日、この時点でも人吉球磨の住民で感染が判明した方はいません。しかしながら、熊本県では39人、その内に熊本市では29人の感染が確認されています。この1週間で9人増えたことになります。まだまだ熊本県は増加傾向にあります。
昨日、ご報告した4月11日に熊本市内在住で球磨病院に勤務する医師が救急外来に訪れた際に、感染した可能性が高い40歳代女性の勤め先は熊本地域医療センターとのことです。
熊本地域医療センターと言えば地域にとっては重要な病院の一つです。特に小児救急医療拠点病院として24時間365日 小児救急の受け入れを行っているとことです。その病院が現在、外来、救急の受け入れが停止されています。このことによって、熊本市内では他の病院の負担が増えているものと思われます。
人吉球磨では人吉医療センターを始め医療機関で同じようなことが起きないように、医療機関で働く方々に、余計な負担をかけないように、我々、一人一人が気をつけなければなりません。直接、病院に行かずに必ず保健所に相談してください。(人吉保健所 9時から19時 0966ー22ー3107)
特に◆風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方(高齢者や基礎疾患等のある方及び妊婦の方は、上の状態が2日程度続く場合)◆強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方◆PCR検査を受けた方で体調が悪くなった方、遠慮なくご相談下さい。
さて、この日々雑感をご覧頂いて、様々なご意見や疑問の声が寄せられます。一つ一つ丁寧にお答えすることで「正しく恐れて、しっかりと予防する」「偏見や差別を生まない」ことに繋がると思って日々情報発信に務めています。
私の立場では、県が医療法人朝日野会の系列病院である球磨病院に対して、感染が判明してから、どのような指導を、その時々で行ってきたのか、それについては情報を得ることができ、ここに記すことができますが、球磨病院がどのように対応しているのか、ということについてはほとんど情報がありません。従って、全ての疑問や不安にお答えできていないのが現状です。今週はさらに県を通じて球磨病院が県の指導にどのように対応され、地域住民はもとより、県民の不安払拭に務められているのかを調べてたいと思っています。できれば球磨病院自らが一日も早く県民に対して説明することが必要だと思っています。それが県民の不安払拭につながり、球磨病院の入院患者、働く方々、そしてそのご家族を守ることになると思っています。
さて、この1週間の間には全国に緊急事態宣言が出されました。蒲島知事からもメッセージが出されています。大事なことは「最低7割、極力8割、人との接触を控えることということです。」感染拡大を防ぎ、一日も早く収束させなければ、経済の回復は遅れていきます。事業主の皆様からも様々なご意見、ご提案、ご要望もいただいております。しっかりと対応していきます。
PS 人吉球磨で宅飲みを楽しむサイト 好評です。