日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
キャッチボールが足りない
2020年5月12日 (火) 08:40
おはようございます。
このところ自民党熊本県連でもzoom会議を通して情報交換を行なっています。第5回目となった昨日の会議では、県教育委員会の現時点での再開の考え方、学習支援に関すること等について説明を受け、意見交換させていただきました。
まず、再会については、現在は5月31日まで休校が決定。5月20日頃に開かれる予定の県・市合同の専門家会議の意見を踏まえて、改めて判断することになっているとのことでした。
次に、学習支援に関することについては、県立高等学校、中学校における臨時休業期間中の長期化を見据えた学習支援に関する方針のもとに、臨時休業期間中の授業計画及び時間割の提示、県教委が作成した解説等の動画や学校が作成した解説等の動画の活用、登校日やICTを活用して、学習状況や成果等を把握。家庭での学習状況や成果等で学習評価を行う。その様な説明でした。恐らく、殆どの市町村が小中学校にも同じ様な方針で取り組みを進めていると思います。
我が家には高3、中3、小6、小3と4人の子供がいます。これだけ休校が続くと、まさに家庭教育の重要性が益々、高まっていると感じています。教育委員会も学校も保護者も初めての経験です。文科省が!教育委員会が!学校が!と批判しても、批判からは何も生まれてこない。今、大切なのは、「自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動する。」どこかでよく聞くフレーズですが、これだと感じます。
それともう一つ、私が昨日、説明を受けた後に色々と考えて気づいたことは、「キャッチボールが足りない」つまり、学校と保護者、先生と生徒及び保護者、子供達同士の双方向のやり取りが圧倒的に少なくなっています。子供達は休校中の登校日を楽しみにしています。帰ってくると「先生に〇〇と言われた」「〇〇君と話をした」そんな子供達の表情を見ていると先生や友達ともっと触れ合いたいのだと感じます。
現場の先生方は教育委員会の方針に基づいて色々と資料を作成するのも大事ですが、電話やメール、ネット環境が整っているところはzoom等、そうでないところは三密を避けながらの家庭訪問等、いろいろな手段で、双方向のやり取りが必要なのではないか。その主眼は「学力向上より、生きる力を育むこと」だと改めて感じたzoom会議でした。
我が子とのキャッチボール、忘れないように心掛けます。
PS 写真は最近購入したハンモック!