日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

今、自分にできることを考え実行する

2020年7月29日 (水) 06:54

おはようございます。
昨日、私が敬愛する女性の方に会いに行きました。
この方には若い頃から可愛がっていただき、市議会議員時代にも同じ会派で活動してきました。ただ、一度だけ県議会議議員選挙の時に闘った経験がありますが、その後も、お付き合いを続けている、私の人生に大きな影響を与えている一人で、熊本地震の際にも炊き出しのお願いをすると、直ぐに対応していただく、お姉さん的な、お母さん的な、存在でもあります。

この方が経営する球磨川沿いの店舗も大打撃です。被災者の一人です。しかしながら、被災した店舗をいち早く片付け、県内から女性の方々のボランティアが集まり、被災者への食事の提供や物資の提供を行なっておられました。

私を見るなり「私も被災者よ。でも行政に頼るだけではダメ、行政だけで対応できるものではない、市民、県民一人一人が今、自分にできることを考え、それぞれが実行しなければ復興はあり得ない。私はこれまでの食を通じてのまちづくりの活動をしてきたので、キッチンカーに乗って、避難所に行けない方や片付けをしている方を中心に温かい食べ物を提供している。私がやってきた、まちづくり活動の集大成だと思っている。政策や補助制度を作ることを大事だけど、もっと貴方にできることを考えて頑張って、同じ釜の飯を食っていきなさい、食べないと頑張れないよ」そう言って温かい食事までご馳走になりました。

長年、お付き合いしてきたので、「まちづくり活動の集大成」との言葉に、この方の覚悟を感じると同時に勇気をいただきました。ありがとうございました。

ちなみに、八代海で見つかったあの大きなきじ馬は私と闘った県議会議員選挙の時に支持者から贈られたものだそうです。私にとっても戦友ですね!