おはようございます。

写真は昨日、ランニングの途中で鍋屋、あゆの里の下から球磨川を撮ったものです。

今、球磨川に限らず、人吉市内を流れる川には多くの土砂が堆積しています。市内各所から「急いで取り除いて欲しい」「掘削してほしい」「壊れた堤防を修復してほしい」との要望が連日、寄せられます。

特に球磨川は多くの方々に目につきやすく、「来年の梅雨までには土砂を撤去してほしい」との声をよく聞きます。

もちろん国や県、市の関係機関にはその旨伝えてはいますが、現在は、国の査定中で、被害状況、土砂の量の測定、予算の手当等、まだまだ事業に着手する前の段階です。もちろん準備が出来次第、順次、事業化してもらうように要望はしていますが、現実的に来年の梅雨時期までに、工事がどのように進むのかは不透明です。

仮に事業化されても業者数には限りがあること、建設従事者は人手不足の状態が続いていること、取り除いた土砂は保管する場所が必要なこと、様々な課題があります。

球磨川流域は人吉区間だけではありません、球磨川、川辺川、そしてその支流の殆どが同じ状態だと思えば、元の姿に戻すのは至難の業です。

しかし、写真の状態を見れば誰でも本能的に、「急いで撤去してほしい」と思うのは当然のことです。流域全体の被害状況と今後の復旧スケジュールの分かり易い資料が必要な気がしますが、その資料作りも時間がかかると想像します。

さて、明日、12月1日（火）10時から一般質問を行います。

球磨川流域の治水対策、復旧復興プラン、豪雨災害に係る生活再建支援、事業者のなりわい再建支援、厳しい経済情勢下における観光振興、少人数学級の推進に向けた段階的な実施、新型コロナウィルス感染症への対応、について質問します。

熊本県議会インターネット中継をご覧ください。