おはようございます。

昨日、熊本県が公表した新型コロナウィルス感染症の発生状況の内容によると、人吉市在住、60歳代男性、医療従事者の感染が確認されたとのことです。報道資料によれば、

• 県内1112例目(八代市・会社役員)の知人(濃厚接触者) と12月1日、2日に福岡県内でスポーツ(屋外)と会食
• 12月5日に咳の症状あり
• 12月6日に人吉保健所管内でスポーツ(屋外)と会食
• 12月7日午前中まで人吉保健所管内の職場に出勤
• 12月7日に県内1112例目の陽性を確認
• 12月8日に検査の結果、陽性を確認
• 現在、感染症指定医療機関に入院中
• 濃厚接触者等その他詳細は調査中

既に、県では濃厚接触者を特定し順次、PCR検査を行なっているとのことです。濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は、距離の近さと、時間の長さだそうです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離（１ｍ程度以内）で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられるそうです。ただ、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスク着用、接触なし、三密回避、ならば感染の可能性は低くなるそうです。その場合は状況をお伺いしての判断とのことです。

新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間（発症2日前から入院等をした日まで）に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査（積極的疫学調査）を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断するとのことです。

今、私達が気をつけなければならないことは、体調が悪かったら休む、特に熱がある場合は外出を控える、そして徹底した感染予防です。マスクの着用、手洗い、手指の消毒、密集、密接、密閉を避ける。それに加えて、感染された方、ご家族、職場の方、その関係者の方々に対し、不確かな情報に基づいた、不適切な扱い、嫌がらせ、SNS等での誹謗中傷がないように注意することだと思います。

全国的にも熊本県でも感染拡大が続いています。今回の事案を含めて県内でのPCR検査を実施中の状況等も気になるところですが、先ずは一人一人の感染予防が大事です。感染予防をしながら、できるだけ普通に活動することを心掛けましょう。