日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
地元感覚?
2021年11月8日 (月) 07:19
おはようございます。土日は久しぶりに家族と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。長女の高校駅伝、次男のラグビーの練習、子供達の成長を実感すると共に、保護者の皆様との触れ合いも新鮮でした。ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。
さて、昨日、人吉市で令和2年豪雨災害に係るくまもと復旧・復興有識者会議が開催されたとのこと。その模様を県から報告を受けましたが・・・
2008年の川辺川ダム建設の白紙撤回は当時としてベストの選択だとか、当時の圧倒的な民意を考えれば、妥当な判断だとか、復旧・復興が非常に早いとか、地元の感覚すれば相当ずれていると感じるのは私だけだろうか?あの判断がベストなら、昨年の犠牲は想定内であり、行政や政治の責任は全くなかったことになる。本当にそうなのか?傷の舐め合いや、災害後の出来事を美しい話にまとめ上げても、失った命や財産は帰って来ないし、次の災害に対しても何の力にもならない。こんな認識の会議なら家族との時間を犠牲にしてでも乗り込んで意見を言うべきだったと後悔する。もちろん私ごときには発言の機会はなかったのだが!虚脱感が全身を襲う報告内容でした。
PS 復旧・復興に携わっている全ての国・県・市町村の職員の皆様には心から感謝しています。