日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

球磨人吉の姿

2022年9月20日 (火) 10:44

おはようございます。台風14号の接近に伴う災害対策と対応については金子代議士とも連携を図りながら、国、県、関係市町村とも協力し、しっかりと検証をする必要があると思います。

さて、私が日頃、災害級の台風や豪雨等が発生した時に、どんなことを意識しているかについて説明しておきます。まずは球磨人吉の姿をしっかりと意識するということです。この写真は私が常に意識している球磨人吉の姿を分かりやすくしたものです。水色の線は横が球磨川、縦が川辺川です。このそれぞれの川に何本もの支流が流れ込み、日本三代急流と呼ばれる球磨川が存在します。また私が住む人吉市は球磨川と川辺川の合流地点より下流に位置します。

通常はこの写真の右下の方から右上にかけての山々に雨が降った場合には、その雨は山から球磨盆地を通り、球磨川に流れ込みますので、一定の時間をかけて球磨川に流れ込むイメージを持っています。一方、川辺川に流れ込む場合、右上の山々から川辺川の上流にかけて雨が降った場合には、川辺川を取り囲む山々は急峻な地形なので、降った雨が一気に川に流れ込みますので、人吉市地点に短時間で影響を及ぼす可能性が高いと思っています。

それを頭に入れた上で、球磨川に流れ込む支流の状況をチックします。例えば写真中央下からやや左下の山に関係する胸川は鹿児島県境、宮崎県境にどれだけ雨が降っているのか、今後はどうなのか、今回も相当降った写真中央下からやや右下の白髪岳や宮崎県の県境にはどれだけ雨が降っているのか、今後はどうかをチェックします。それによって球磨川に流れ込む流量や時間帯の目安がある程度、感覚的に理解した上で頭の整理を行います。

その上で、人吉球磨盆地の状況、人吉市の状況を鳥の目、虫の目、魚の目を意識しながら見ていくように心掛けています。政治の要諦は「地域住民の生命・身体・財産を守り抜くこと」私にできること、しっかりと役割を果たしていきます。