日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
定例県議会を終えて
2022年12月23日 (金) 05:30
おはようございます。12月2日に開会した12月定例県議会も21日間の日程を終え22日に無事に終了しました。定例会初日に蒲島知事から空港アクセス鉄道の肥後大津ルート決定が表明されたことを受け、一般質問や委員会での議論の中で、知事の決断を評価し全面的に賛同するという声が上がる一方、整備に多額の税金が投入されることから、県民の理解を得るための説明が必要との意見もありました。最終日には「空港アクセス鉄道整備の早期実現に関する決議」が採択され今議会での議論は終わりましたが、今後も半導体関連企業や旅行者をはじめとした利用者の利便性や、運営の効率化をさらに議論する必要があります。
また、ルートから外れた県民総合運動公園の渋滞緩和策について県から、今、考えられる対策について説明があり、今後はこれまで以上に県が主体的に関与しながら、トライアンドエラーを繰り返ながら取組みを進めると前向きな発言もありましたが、各議員から様々な意見が出され活発な議論が交わされた議会でありました。今後は、県民総合運動公園の渋滞対策、駐車場問題について、具体的な改善効果が体感できるよう、火の国ハイツ跡地の活用も含め、民間事業者の発想を聞いてみるなど、県として縦割りではなく、各部各課が連携してスピーディーな検討を求めて行きたいと思います。
とても残念なこともありました。熊本県五木村振興推進条例の一部を改正する条例が賛成多数で可決されましたが、これまで条例制定時や改正時には全会一致でしたが、今回は共産党だけが反対されました。県はこれまでのも五木村に対しては寄り添った対応をやってきましたが、条例の改正を受け、さらに国や五木村との協議を重ねながら具体的な対策が進められることを願っております。とにかく無事に議長としての役目を終えホッとしました。
写真は2022年にJA熊本果実連にて商標登録された熊本県の新品種「ゆうばれ」県農業研究センターにて「はれひめ」に「あすみ」をかけて育成されました。夕日のような鮮やかな橙色と柔らかい果実から甘い果汁が溢れる美味しいみかんです。