日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

日米開戦70年目の朝

2011年12月8日 (木) 06:58

おはようございます。

今日、12月8日は昭和16年(1941年)に日米開戦から70年になるそうです。
今朝は雨のあたランニングができませんでしたので、ちょうど良かったと思い読みかけていた本に目を通しました。

佐藤優さんが書いた「日米開戦の真実」 大川周明著「米英東亜侵略史」を読み解くという本です。

この本は日頃からご指導頂く、近所にお住まいの戦争体験がある方から頂いた本です。

本の中には、当時の政府が戦争の目的とそこに至った経緯を国民に論理的かつ実証的に説明した資料(大川周明によるNHKラジオの連続講演記録)が掲載されています。。

これを読めば、日本が何故アメリカ、イギリスの戦争に至らざるを得なかったかが良く分かります。

読んでいるうちに今の日本を取り巻く世界の情勢と似ているような気がしました。
特に、TPP問題への対応や近年の領土問題をはじめ度重なる外交の失敗を考えると大変、参考になります。

ペリーが艦隊を率いて日本に来て以来、大統領が変わってもアメリカ伝統の対日政策があることが本書からは読み取れます。

開戦から70年、「戦争は悪い」「戦争はだめだ」とだけ叫び続けるだけではなく、何故、開戦に至ったのか、どうして負けたのか、しっかりと考え今後の国づくりに活かしていくことが大切ではないかと改めて感じた朝の読書でした。

それにしても私の記憶が悪いのか、義務教育、高校教育では殆ど真実を教えてもらっていないような気がします。
私以外の同級生にも改めて確認したいと思います。

教育現場がもっとも日本を骨抜きにするアメリカの対日政策の影響が出ているのではないか?
そんなことを感じる今日この頃です。

今日は朝9時から病院局、環境生活部のヒアリングを入れています。
早めに出かけます。