日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
球磨人吉は葉タバコの産地です
2011年9月5日 (月) 19:57
新内閣はスタートしたばかりで、まだ何もやっていない。
従って、顔ぶれだけを見て批判することは極力控えたいと考えていましたが、自分達の地域は自分たちで守る使命を帯びている一地方議員として見過ごせない発言がありました。
それはたばこ増税についてです。
過去にも「たばこ」のことについては日々雑感にも書いてきました。
平成20年6月16日「たばこの値上げはたばこ農家のことも考えて」
平成22年6月23日「熊本県は分煙推進を!」
今日のこの大臣の発言には憤りを覚えます。
小宮山洋子厚生労働相は5日の記者会見で、たばこの増税について、「(1箱当たりの価格を)最低でも700円ぐらいまで引き上げるべきだ」と述べたそうであります。
つい最近、たばこ税を上げといて、また取りやすいところから税金を取ろうとする姿勢、はたまた、たばこ税ならば特定の方々が対象なので国民の批判が少なくて済むという短絡的な発想、たばこを悪だと決めつけているかのような発言に憤りを覚えます。
球磨人吉地域は葉タバコの生産地です。
たばこの増税のお陰でたばこ農家の数がだんだん減ってきています。
一時期は葉タバコ農家は安定しており、後を継ぐ人も多かったのですが、最近は不安定な農家の仲間入りをしそうです。
増税をするならば、それ同時に葉たばこ農家への支援も併せて行うことが重要なのではないでしょうか?
目先のたばこだけを見て物事を考える姿勢はいかにも都会的で、田舎のことなど全く頭にないようです。
9月定例県議会でも当然、なんらかの形で国に対して意思表示をしなければなりません。
国会でもしっかりと取り組んで頂きたい問題です。
PS 私はたばこは吸いません。もちろんたばこの煙も好きな方ではありません。
しかし、それとこれとは別問題だと思っています。
そうでありますそう