日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

被災地視察報告

2011年7月29日 (金) 05:53

宮城県の被災地を訪問してきました。

初日は仙台空港から仙台市若林地区に入り現地視察。

その後、宮城県庁で熊本県から派遣されている建築土木職員の方々から現在の仕事内容等について話を聞き激励。

2日目は東松島市役所を訪問。
東松島市の職員から説明を受け、その後、熊本県内の自治体から派遣されている職員の方々を激励。

人吉市からも人吉高校野球部の後輩の廣田祐太君が元気に頑張っていました。

その後、東松島市内の被災状況を視察。

その後、南三陸町に移動し、避難所になっているホテル観洋で熊本県の職員及び、県内の自治体から派遣されている職員の方々から話を聞いた。

それから役場仮庁舎で南三陸町の職員から説明を受けた。

その後は町内の被災状況を視察。

被災状況を見れば見るほど胸が締め付けられるようで、あ然とする場面が多かったような気がします。

これまで何度もテレビ等の報道で被災状況は見ていましたが、やっぱり現場を自分の目で確認し、肌で感じることは大切だと思います。

色々と考えさせられること、思ったことはあります。

ただ一つ強く思ったことは、国はもっと前面に出て対応してほしいということでした。

最近、よく地方分権だの地域主権だのという言葉が聞かれますが、この被害状況を見て、改めて、国と地方との役割を考え直すべきだと思いました。

平時の時には偉そうなことが言えますが、このような時にはやっぱり国が頼りであることを痛感しました。

しかしながら、現在の国、つまり政府ではこの国難は乗り切れないと強く感じた視察でした。

これ以上、批判しても仕方がないので。今、私にできること、熊本県にできることしっかりと考えてみたいと思います。

これからラジオ体操に行ってきます。