日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
拉致問題への取り組み
2011年7月4日 (月) 06:59
今朝の産経ニュースにこんな記事が載っていました。
学校で進まない拉致教育 3万7000校配布の啓発アニメ「上映した」は3%台
詳しくはこちらから
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110704/edc11070401000000-n1.htm
要は平成20年にDVD「めぐみ」が作成され全国の小中学校に配布されたが、ほとんど活用されていないということです。
このアンケートに熊本県がどのように答えたのかは現時点では調査していないのでわかりませんが、当時から何度も学校現場で活用するように要望してきたので、それなりの数字が出ていると期待するところです。
また、熊本県では、他県には見られない取り組みも進めています。
それは、拉致問題に関する学習指導資料を作成している点です。
詳しくはこちらから
http://kyouiku.higo.ed.jp/page2021/rachimondai/
当時、学校現場の教師から「拉致問題の重要性は理解できるが、子ども達には教えるのが難しい」という声を良く聞いていましたので、担当の人権教育課に話をしたところ、早速、熊本県版を作成して頂きました。
担当課のスピーディーな取り組みに感動したのを思い出しました。
さて、今回の私の教科書採択についての質問の中で、拉致問題をどう思うかとの質問に教育長は「 拉致問題については、「くまもと『夢への架け橋』教育プラン」において重大な人権問題として取り上げ、拉致問題を考える集会の開催や学習指導資料の活用を通して取り組んでいるところです。
したがって、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であることについてきちんと触れるべきだと思っています。」と、力強く答弁しています。
私は今回のアンケート調査の数字で一喜一憂することなく、しかりとした取り組みを進めるために何をなすべきか?をしっかりと考える材料になればと思います。
「国民世論の喚起」常に意識して取り組みたいと思います。