日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
知事と球磨郡町村会が合併について議論
2008年7月3日 (木) 16:10
午後4時。県議会棟でブログ作成画面を開く。
今日は飛び入りで球磨郡町村会の県知事への要望に同席した。
市町村合併については私の一般質問をきっかけに、地元関係者がナーバスになっているようなので事実のみ記載することにする。
球磨郡町村会長から冒頭の挨拶で合併について「知事にもご心配頂いている合併については、市町村長、議長、職員とそれぞれ勉強会を開催してきたところ、今後も勉強会を続けていくので、地域の実情を推察して頂き、しばらく見守って頂きたい」と、こんな感じで述べられた。
知事からは、一般質問の答弁と同じ様に「豊かな自然、伝統文化を有している人吉球磨地域が一体となって、相良藩のルネッサンス人吉藩が復興するような、気概で合併に取組まれることを期待する」と述べられた。
また、知事からは「溝口さんと球磨郡の町村長の考え方に温度差があるようですが」との問いが投げかけられ、それに対して球磨村の村長から「人吉球磨地域は色々な歴史があるので、それを乗り越えないとなかなか難しい、しかし将来合併が必要なことはみんな分かっているので、今後も勉強会を続けていくのでご理解を」といった主旨の発言があった。
その後、私にもコメントを求められたので「人吉球磨が将来どうあるべきか?しっかりと議論することが必要な時期。合併するかしないか、は別にして議論はやらなければならない、何もしないことはあってはならない」こんな内容の話をした。
また、松村県議からも発言があり「町村長さん達の本音は、ダム問題や利水問題が解決しないのに、合併などできない」と述べられた。
最後に知事から「相良藩復活が望ましい地域の方々の自立性を求めます」そんな感じの発言があり終了した。
合併問題については以前、「市町村合併の議論は避けては通れない」で私の考えを述べているので、ここでは述べない。
それにしても、今まで、まるで腫れのもに触る様に避けてきた合併の議論が知事応接室で、しかも知事を交えできたということは、大変意義があったと思う。
これからも粘り強く、「人吉球磨の将来がどうあるべきか」が人吉球磨一体で議論ができるように心掛けていただきたい。