日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

くまりば

2019年3月21日 (木) 08:34

地図

おはようございます。

先日、金子代議士の計らいで

前地方創生大臣の梶山ひろし代議士と

「人吉市まち・ひと・しごと・総合交流館くまりば」

愛称は「くまりば」を視察しました。

ここは元々、人吉球磨地方を約700年

統治した相良氏の下屋敷だったところです。

昭和39年に温泉付きの宿泊施設

「国民宿舎くまがわ荘」として営業を開始

時代の流れと共にくま川下り(株)に運営を

委託しておりましたが、

平成29年に閉館することになりました。

くま川下りが運営撤退を決めた頃から

なんとかこの施設を有効に活用したい

との観点から市からも相談があり

様々な方々と議論をさせて頂きました。

ここを説明すると長くなりますので

省きますが、最終的には1F部分を

地方創生拠店整備交付金を活用して

「日本遺産人吉球磨のエントランスセンター」

及び起業創業支援等に対応する

人吉しごとサポートセンター

(Hit-Biz)を開設する。

県が創設した

「サテライト誘致受入施設整備事業」

を活用してコワワーキングスペース

を整備することになり

現在、その部分は完成しました。

もちろん温泉も復活しました!

来年度はさらに

地方創生拠点整備交付金

を活用して1Fの残り部分と

2Fをサテライトオフィス4室、会議室

シェアオフィス等の整備を行います。

この拠点整備の目的には

大きく三つあると私は考えています。

一つは日本遺産をはじめとする

人吉球磨の観光振興の拠点とすること

二つ目は県内外の方々の

ビジネスチャンスとしての機能を高める

施設へとなること

三つ目は温泉を利活用した

地域内外の方々との交流の場づくり

特に一つ目と二つ目を達成するためには

まだまだやるべきことが山積しています。

この事業を成功させるためには

国、県、市と連携はもちろんのこと

これまで関わって頂いた県内外の

民間企業の皆様との協力関係が

欠かせません。継続性が重要です。

市が主体でやっている事業でも

これだけ国と県が関わっていると

ことが分かって頂けると幸いです。

PS 写真の地図は視察時に頂いたものです。
恐らく職員さんが手書きで
作成されたものだと思います。凄いですね!
一度、自転車で走ってみたいですね。