日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

正しい情報を。

2020年4月14日 (火) 08:08

4月11日熊本市で確認されたコロナウイルス感染者は医療法人蘇春球磨病院の医師でした。

現在、4月4日(土)以降に医師と接触した人を対象として濃厚接触者あたるかどうかの調査を実施しています。4月12日(日)には病院職員(当該医師と密閉空間内で一定時間会話した人、一定時間密閉空間を共有した人)入院患者(医師が主治医の患者及び4月4日(土)以降に原因不明の発熱があった患者)94人を濃厚接触者と特定しうち83人分のPCR検査が終了し全て陰性という結果が出ました。

今後は、その他の11人の病院関係者(職員、入院患者)に加えて4月4日〜10日医師の外来を受診した人を対象にPCR検査を実施する予定です。

また、職員・患者以外の人吉球磨管内における濃厚接触者に対するPCR検査も実施する予定です。まだまだ多くの方々の検査が残っています。

尚、PCR検査の結果、陰性となった方への対応を心配される方々もおられますが、陰性になった濃厚接触者への健康観察423日まで実施ることになっています。

従って、現在のところは人吉球磨の住民で感染症が判明した方は誰もいませんので、「人吉で出た」とい表現は誤りであります。昨日も色々な問い合わせを頂きました。色々な噂が蔓延し、混乱しているところもあります。そのためには正しい情報を出すことが大切です。

医療法人朝日野会の系列病院である球磨病院は病院内の患者、医療従事者、従業員、そしてその家族を守るために現在の検査や自宅待機者などの医療従事者や従業員の状況、今後の対応について自ら地域に対して、また患者のご家族に対して情報を出すべきだと思います。

正しい情報が不足しているために地域全体が疑心暗鬼になり球磨病院関係者に対する誤った対応も出ているようです。是非、行政機関と連携しながら医療法人朝日会のグループを挙げて地域に寄り添った対応をしてほしいと願っています。

今、我々にできることは、気を緩めることなく、三密を避けながら手洗い、うがいしっかりと行い、しっかりと予防することです。