日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
気を緩めてはいけない
2020年4月24日 (金) 06:12
おはようございます。
今日4/24の朝の時点で、人吉球磨の住民で感染が判明された方は誰もいません。
昨日で、人吉球磨に衝撃が走ったコロナウイルス感染に関わる、人吉球磨管内のPCR検査を実施された方々の健康観察が全て終了しました。PCR検査を受けられた方々、そのご家族、職場の同僚、友人、知人、その他、全ての皆様、お疲れ様でした。
もし自分が同じ立場になったらと考えてみました。
ある日突然、あなたは感染された方の濃厚接触者でPCR検査の対象ですと!ビックリして頭の中の整理がつかないままに、検体採取、そして検査、検査結果が出るまでは、誰かに迷惑をかけていないか、今からどうなるのか、自分も家族も不安でたまらない時間を過ごすことになるでしょう。結果が陰性になって、ホッとするも2週間の健康観察、その間、仕事にも行っていいのか、どうか迷う、家族は職場から自宅待機を要請される、子供達にもどんな影響が出るのか心配する。
まさに不安と恐怖を感じながらの2週間は本当に辛い日々になることでしょう。この感染症の恐ろしいところは、誰かが悪いわけではありません、いつ誰が感染するか分からない、誰もが感染する可能性があるということです。そう考えれば、差別や偏見は言語道断です。それぞれが思いやりを持った発言行動を心掛けましょう。
それにしても、当初はクラスター発生の可能性が高いと思われ、県も市も最悪のケースを想定しながら対応してきました。しかし、結果的には、この件での人吉球磨管内のPCR検査の結果が全て陰性とは、まさに奇跡だと思います。「青井さんのお陰バイ!」(青井阿蘇神社の神様のお陰という意味)という方々も多数おられます(笑)
ただ、ここで気を緩めてはいけません。全国に緊急事態宣言が出されているのです。今は平時ではなく有事です。先ずは自分の命と健康、そして暮らしを守るのは自分自身です。人との接触を8割減らしましょう。手洗い、うがいの徹底、アルコール消毒、十分な睡眠を取ることなど、自分でできることをしっかりとやることが何より大事です。
そして、楽しく地元経済を回す仕組みを考えて行きたいと思います。人吉球磨で宅飲みを楽しむ情報サイト takunomi styleを利用するのもその一つです。みんなで知恵を出し合い、行政をあてにはしないけど、巻き込んで、官民一体となって、この危機を共に乗り越えましょう。
PS 写真は青井阿蘇神社の参集殿が解体されている様子です。江戸時代中期に建設されたといわれている部分だけ、今は残っています。