日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
行政支援を拡充
2020年7月16日 (木) 07:15
おはようございます。
市内の災害ごみ及び生活ゴミの収集については昨日から熊本市のご協力のもとパッカー車を9台増車いたしました。ゴミは持ち込めば終わりではありませんので、クリーンプラザを持続的に使用するために、熊本市、芦北水俣市にある焼却施設も利用させていただき、中核工業団地及びクリーンプラザに持ち込まれたゴミを処理する方向です。
ただ、収集車、焼却施設も足りませんので、随時、追加する方向で調整中です。
土砂の撤去については自衛隊の皆様に多大なご協力を頂いております。また、人吉市建設業協会のご協力を得て校区ごとに回収作業を行なっています。連日の雨で多くの水分を含んでおり、これまで受け入れて来た球磨郡相良村井沢の場所が満杯となってきているために、しばらくの間、場内整理を行いますので、受け入れ場所が、人吉市上漆田町3412−1に変更になります。ここはちなみに民間企業の土地です。
また、昨日、写真にある球磨郡相良村の球磨酪農近くにある場所で土砂を受け入れるとの温かい申し入れがありました。土砂のみ自由に持ち込んでいいそうです。そちらもご案内いたします。
また家庭内、敷地内の土砂の撤去についても自分でやるのが困難な場所が多数あります。今、行政で対応できないかも協議中です。
昨日、西瀬小、中原小の避難者に夕刻行きました。中原小は大柿町内の方々がおられますが、大柿町内は全世帯、水没し、東日本大震災の津波以上の惨状です。我が家の清掃から疲れ果てて帰ってこられた姿を見れば、1日も早く何とかしたいと強く思います。
しかし、被害の大小はあれ、あまりにも広範囲のため、行政でもできることから対応を始めましたが、しばらく時間がかかるのも間違いありません。
特に、中核工業団地、周辺の地域の皆様、街中に災害ゴミや生活ゴミがそのままになっている皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、しばらくお待ち下さい。
連日、安倍総理、国土交通大臣、今日は環境大臣と人吉に視察に来られます。ここで我々が地域の惨状を的確に伝え、この災害にあった制度作りを政府にお願いすることが重要な役目です。しばらくその対応を続きますが、何かあればご連絡下さい。
PS 事務所も完遂しましたので、FAXは使えませんが電話は通じます。
PS 水道料金は7月は全世帯免除、8月は被災世帯は免除にある方向で調整中です。