日々雑感みぞぐち幸治のひとり言
集団移転の希望が9割
2020年7月28日 (火) 06:49
おはようございます。
昨夜、今回の豪雨災害で地域ごと激流に飲み込まれた大柿町の方々との意見交換会に出席しました。中身は詳しく書きませんが、町内の方々の9割が集団移転を希望しているという話をお聞きしました。早速、今後の対応を関係機関と協議します。
今後、人吉市ではそれぞれの地域ごとに意見交換会を開催していくことになりますが、球磨川沿いにお住まいの方々からは、元のところには住めないとの声が多数寄せられると推察いたします。既に出ていかれた方々も多いようです。
まさに、人吉市が発災当初から国や県に訴えてきた「抜本的な治水対策とまちづくりを一緒に考える壮大なプロジェクトなしには、地域住民の安全安心な暮らしは実現しない」ということが明らかになってきました。
まずは1日も早く災害ごみを片付けて街を綺麗にしたいと思いますが、合わせて、今の場所に再建して大丈夫ですか?と問いかけながら、まちづくり全体を地域住民で考えていく雰囲気を醸成していきたいと思います。
写真は毎朝、参拝に行く青井阿蘇神社に置いてあったものです。
「雨んならんば 虹はなか」この絵を見ながら、人吉市最大のピンチを、これからの、まちづくりのビッグチャンスと捉え、取り組みを進めます。