日々雑感みぞぐち幸治のひとり言

あれから8ヶ月

2021年3月4日 (木) 17:21

こんにちは。昨年の7月豪雨災害から8ヶ月が経ちました。3月2日に県から復旧・復興プランに係る主な取組みのロードマップが示されました。

緑の流域治水の推進と復旧・復興に向けた重点10項目

  1. 堆砂土砂の撤去など河川の緊急対策
  2. 治山・砂防による山の再生・強化
  3. いのちを守る防災・減災力の強化
  4. 本格的な住まいの再建
  5. 被災地のまちづくりと集落再生
  6. 生業の再建と新たな産業の創出
  7. 農林水産基盤の復旧
  8. 国道219号をはじめとした道路・橋梁の創造的復興
  9. 鉄道の復旧
  10. 観光地人吉球磨の復活

「持続可能な地域の実現に向けた将来ビジョン」の主な取組の方向性

  • 二度と「陸の孤島化」しない道路・通信網の整備
  • 緑の産業・雇用の創出
  • ICTを活用した安全・安心なまちづくり
  • 子供達が夢に挑戦できる魅力なる学校づくり
  • 若者が残り、集まる知的拠点としての球磨川流域大学構想

8ヶ月でここまでまとめるのも大変だったと思います。関係者には心から敬意を表するところです。近々、これに合わせて人吉市復興計画も完成します。今度はそれらを基に人吉市の復興まちづくり、具体的に地域ごとのまちづくり計画策定に入ると聞いています。ようやく住民の皆さんと具体的な議論が始まります。

住民には当然、様々な意見があります。先祖から受け継いできた土地をはじめとする財産の問題もあります。複雑に絡み合う、住民感情等もあるでしょう。それでも私達は前に進んでいかなければなりません。今があるのは先人達のおかげ、次の世代のために、今を生きる我々が何をなすべきか、しっかりと考えながら前に進みたいと思います。